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~美肌に導くQ&A~【これって加齢のサイン? …たるみ】

2025.10.20美容

Vol.27 これって加齢のサイン? …たるみ

フェイスライン/加齢/たるみ/二重顎/ほうれい線/ヒアルロン酸

Q1 どうして皮膚は たるんでしまうのでしょうか?

たるみの原因は「萎縮」と「下垂」という2つがあります。

「萎縮」は加齢とともに筋肉や脂肪が萎縮してしぼんでしまうために外側の皮膚が余ってたわんでしまう現象です。果肉がしぼんでシワシワになったブドウを想像すると分かりやすいと思います。

一方で、「下垂」というのは文字通り皮膚が落ちてくること。例えばお面を被ります。初めのうちはビシッとお面が張り付いていますが、そのうちゴムが緩んでお面がだんだんと下がってきますよね。お面に相当するのが皮膚で、骨にしっかりと皮膚を固定するゴムの役割をしているのが浅筋膜(SMAS)と支持靱帯という部分になります。ここが緩むと皮膚が下がりたるむのです。

Q2 萎縮には どんな治療方法がありますか?

萎縮によるたるみにはヒアルロン酸注入がおすすめです。萎縮している部位や程度は個人の骨格によって様々ですから、患者様にとって最も効果的な部位にバランスよく注入します。

萎縮を改善することで、ゴルゴライン、ほうれい線、こめかみや両頬のコケ、マリオネットラインの一部、フェイスラインを整えることができます。また、目の下のたるみを気にされて来院される患者様も多いですが、軽度であればヒアルロン酸注入で目立ちにくくすることができます。

Q3 下垂にはどんな治療法がありますか?

下垂によるたるみには、ウルセラリフト(高密度焦点式超音波:HIFU)、糸リフトを行っています。ウルセラリフトは、超音波で焼くことで浅筋膜をギュッと引き締める施術ですが、それだけではなく、同時に重い脂肪を減らす効果もあります。当院では従来のしっかりモードに加えて、ライトモードの2コースを用意しました。詳しくはお問い合わせくださいね。

また、糸リフトは医療用の溶ける糸を使用し、下垂した脂肪をもとの位置に戻すことでフェイスラインのもたつき、マリオネットライン、ほうれい線などの改善を図ります。痛みを心配される方が多いのですが、初めの皮膚局所麻酔がチクッとするだけで、そこまで痛い施術ではありませんよ。

最後に、実際には下垂も萎縮も同時に存在することがほとんどです。しっかり診察したうえで、患者様に最も適した治療をカスタマイズしてご提案いたしますからご安心くださいね。

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