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~美肌に導くQ&A~【汗とニオイの相談室】

2026.06.22 美容

Vol.34 汗とニオイの相談室

ニオイ多汗症/ワキガ

 

Q1 汗が多いのですが、病気の可能性はありますか?

汗をかくこと自体は体温調節のために必要な働きです。しかし、汗の量が多くて日常生活に支障が出ている場合は、「多汗症」の可能性があります。また、多汗症には大きく分けて2つのタイプがあります。

* 手のひら・足の裏・脇・顔など特定の部位に汗が多い「局所多汗症」

* 病気や薬の影響などが原因で全身に汗が増える「二次性多汗症」があります。

特に、「書類やパソコンが汗で濡れる」「人と握手するのがつらい」「服の汗ジミが気になる」といったお悩みがある場合は、治療によって改善できる可能性があります。急に汗が増えた場合や全身に汗をかく場合は、ほかの病気が隠れていることもあるため、一度医療機関へ相談することをおすすめします。

Q2 多汗症って治療できるんですか?

多汗症にも保険適用の治療薬があります。脇汗には、外用薬のエクロックゲル®ラピフォートワイプ®。汗を出す神経の働きをブロックして、発汗を抑える効果が期待できます。手のひらの汗には外用薬のアポハイドローション®。さらに塩化アルミニウム外用薬もあります。脇汗の症状が強い場合はボトックス®注射も保険適用になります。ただ、汗をかき始める前に注射することが重要ですので、夏本番前の治療をおすすめします。

 

Q3 額から汗が垂れてきて、仕事に集中できません…

顔や生え際から滝のように汗が噴き出ると、メイク崩れや人前でのストレスにつながりますよね。顔や頭皮の場合は、塩化アルミニウム外用薬や、部位によってはボツリヌストキシン注射を行うこともあります。ただし、これらは保険外診療になります。

汗腺にはエクリン腺アポクリン腺があります。エクリン腺は全身にあり、体温調節のための汗を出します。基本的には無臭です。一方、腋臭症(ワキガ)の原因になるのがアポクリン腺。脇など限られた場所にあり、脂質やタンパク質を含む汗を出します。そこに細菌が繁殖すると、強いニオイになるのです。耳垢が湿っている人は、腋臭症の体質である可能性が高いといわれています。腋臭症と多汗症に直接的な関係はありませんが、多汗症の治療で汗の量を減らすことで、ニオイが軽減するケースもあります。

足のニオイ対策には、“菌を増やさない環境づくり”が重要

汗を放置すると、細菌が増えてニオイにつながります。特に足は蒸れやすく、同じ靴を履き続けると細菌が繁殖しやすいので、しっかり乾かすことが大切です。靴をローテーションしたり、洗ったりするのも効果的ですね。ボディソープも、デオドラントタイプを使うことでニオイ対策につながります。

 

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